高橋大輔さんの記事を書くのも初めてですねえ。
高橋大輔さんは、もちろんそれ以前から知っていましたけど、
バンクーバーオリンピックからですかねえ。
バンクーバーの後の世界選手権の映像がDVDに残っています。
たぶんバンクーバーの映像も残ってるんじゃないかという気もします。
・・・DVDじゃなくてビデオかなあ(笑)
大ちゃんは、音楽をとらえる力、というものは天性の才能を感じます。
一つ一つの動きのタイミングはもちろん、スピンの回転、
ジャンプの回転でさえ音楽に合ってる。
音量と動きの大きさも合っているし・・・。
楽器を演奏するように、滑っていると言ったらいいのかな・・・。
もちろん、スケーターであればそれなりにできるものでしょうけど、
フィギュアを見ていて、音楽に合ってないと、
落ち着かなくなる時もあります。
大ちゃんにはほとんどそれがない。
たぶん、それが表現力の高さにつながっているのかな、と。
さて、前置きが長くなりましたが、
今年から大ちゃんが滑っている「I'm kissing you」です。
夜中に「Get Sport 」を見ていたらいきなり始まって、慌てて録画して・・・。
(「ファンタジー・オン・アイスin幕張」のダイジェストでした)
それから繰り返し繰り返し見ています。
私はあまり洋楽を聞きません。映画も見ません。
ので、「I'm kissing you」について、なんの予備知識もなく、
いきなり大ちゃんの演技を見ました。
「切ない恋」・・・それが思い浮かんだキーワードでした。
恋に悩み、苦しみ、焦がれて、
しかし結ばれることなく別れが訪れた恋・・・。
最後の投げKissは、去りゆくいとしい人への、別れのkissだと思いました。
「自分のためにずっと滑ってみたかった」というだけあって、
思いのこもった、素晴らしい演技だと思いました。
見た後で、どんな曲なのかなあ、と調べたら、
「ロミオとジュリエット」の曲だって知ったんですよね。
それでも、映画のどんなシーンで使われているのかは知りませんけど(笑)
でも、「ロミオとジュリエット」って結局は悲恋じゃないですか。
「I'm kissing you」聞いてても、幸せいっぱいの曲調ではないですよね。
やっぱりどこか「別れの予感」みたいなのが漂っているというか・・・。
そういうものを、大ちゃんは滑りで表現しているのかなあ、って。
・・・まあ全部私の想像ですけどね。(笑)
全部私の想像ですけど、私はそれでいいと思っています。
あまり、背景とか考えるのは好きじゃないです。
好きだと、つい情報をたくさん得たいと思いがちだけど、
あまり調べすぎるのも、面白くないかなあと思っています。
見たものをそのまま感じられたら、それでいいかな、って。
なので、「そんなことも知らないのか」とか、
「何にも知らずに好きなように言って」とか、
そういうお叱りはご容赦くださいm(_ _)m
私はただ、、大ちゃんの「I'm kissing you」、
素敵でしたよ、素晴らしかったですよ、ということが言いたかっただけで。
今年は競技は休養ということで、
アイスショー中心の活動になるのでしょうか。
引退ではなく、休養というところに、
一縷の望みをもってしまうのは私だけじゃないですよねえ。
もちろん、ショーの大ちゃんも素晴らしいですよ。
休養中に何かしたいことを見つける場合もあるでしょう。
でも、もう一度、私はガチで戦っている大ちゃんが見たい。
それは大ちゃんにとって厳しい道なのはわかってるんだけど、
・・・やっぱり見たいものは見たいですよね。
もう一度、表彰台の中央に立っている大ちゃんの姿が見たいです。